第20回『小樽・海のお宝プレゼント!』[2019.11.22]

この企画は、毎月第2・第4金曜日のFMおたるのラジオ番組「CONNECT!」(8:00~14:00)の中で小樽水産加工業協同組合が提供しています。
毎回、2名の方にプレゼントします! ぜひ、番組をお聴きいただきご応募ください。
応募締め切りは、放送当日午後1時45分までとなっています。その後、「CONNECT!」の番組内エンディングにて当選者の発表を行います。
小樽市外にお住まいの方は、スマートフォン、パソコンなどで番組を聴くことができます。詳しくは、こちらにアクセスしてください。

第20回目のプレゼント商品は、
八丸 堀内水産食品株式会社 「はたはた飯寿司 700g 化粧樽入り」(2名様)

はたはた飯寿司

八丸 堀内水産食品株式会社

八丸堀内水産食品株式会社の始まりである堀内家は、安政年間(1854~1859年)に近江より松前に渡り、鰊漁および廻船問屋を営んでおりました。明治に入り鰊漁の北上にともない当地(小樽市塩谷)に移り網元鰊漁を営む一方で、明治13年に開局された郵便局の初代局長も務めておりました。明治21年に発行された「後志国盛業図録(しりべしのくにせいぎょうずろく)」にも記載されており、当時の繁栄ぶりがうかがえます。

『後志国盛業図録(しりべしのくにせいぎょうずろく)』

その後、昭和21年に個人商店として水産加工業に転進しました。
創業した当初は、飯寿しをはじめとする鰊製品が主力でありました。もともと網元として雇っていた漁夫たちが魚を美味しく保存するために作ったのが飯寿しで、冬の保存食として年末・お正月に欠かせない郷土料理でした。この味が原点であり、のちのち製品化して量産されるようになりました。

今回のプレゼントは、飯寿しの中でも人気の高い「はたはた飯寿し700g化粧樽入り」(5,000円相当)を2名の方にご提供せていただきます。

元々の飯寿しは発酵臭が強く癖のある食べ物で、「飯寿し」を食べやすい製品にできないかと試行錯誤を重ね、まろやかな酸味、熟成した魚と野菜の旨味、米の甘味が調和した食べやすく味わい深いものにすることに成功しました。
飯寿し製造販売の繁忙期は11~12月の2か月間で、工場では9月頃から忙しくなり年末の出荷に備えます。原料の選別・生処理・漬込みの準備をして、発酵蔵へ入れ、発酵具合を毎日、朝・昼・夜と工場責任者が確認し、最高の状態で蔵出しして凍結庫へ移し、美味しさを閉じ込めます。

弊社の飯寿しは、小樽市内の市場、鮮魚店、商店などでお買い求めできます。
また、弊社ホームページでもお取り寄せできます。
100年以上続く「八丸堀内水産食品㈱」の飯寿しをぜひご賞味ください。